小技04

段組み表示の解除

小技03で段組みの方法を紹介しましたので、その解除の方法もご紹介しておきます。

2,3個のセルであればそのセルの中身を表示させて、「Alt」+「Enter」キーを押した位置(何も表示されませんが、改行コードが入力されています)にカーソルを移動して、「Del」キーを押して改行コードを削除すれば、元に戻せます。※改行コードは目に見えません
しかしそういうセルがたくさんある場合は、この様な方法をとっていては、時間がかかります。
そこでもっと簡単に解除する事が出来る方法をご紹介します。

置換機能を用いて改行コードを削除する方法
メニューの[編集(E)]→[置換(E)]でダイアログボックスを表示して、[検索する文字列(N)]に[Ctrl]キーを押しながら[J]キーを押して入力します。画面上は何も変わりません。
[置換後の文字列(E)]には何もせず、[置換(R)]ボタンまたは、[すべて置換(A)]ボタンをクリックします。

「Ctrl」+「J」の代わりに「Alt」+「Enter」キーでも削除出来ます。


CLEAN関数を使って印刷できない文字を文字列から削除する。

関数のヘルプをみますと、「CLEAN 関数は、他のアプリケーションで作成されたデータの中に、使用しているシステムでは印刷できない文字が含まれているときなどに使います。たとえば、 CLEAN 関数を利用して、データ ファイルの先頭や末尾に含まれている印刷できない制御コードを削除することができます。」 と記載されています。
これを利用して別なセルに文字列のみの情報を転記します。
改行コードはこの「印刷できない文字」(制御コード)に含まれるので、転記先のセルに
=CLEAN(元のセル番地)
と入力し、実行します。
すると文字列のみが転記され、改行のないデータを得ることが出来ます。後はこの式をコピーして使えば、複数のデータも一回の処理で済ませることが出来ます。

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