小技12

ふりがなを表示させる

住所、氏名等にふりがなを表示したい時、知っていると便利な小技を紹介します。

それは、ふりがなを表示したいセルに
PHONETIC 関数
を使用すると良いでしょう。(初期モードはカタカナです。)


例えばA2セルに氏名が”佐藤”と入力されていて、その読みをA1セルに表示させたい場合、A1セルに
=PHONETIC(A2)
と入力しますと、

ふりがな

A1に”サトウ”と表示させることが出来ます。

ふりがな1


カタカナでは無く、ひらがなで表示させたい場合は、次の手順でひらがなに変更することが出来ます。


【ふりがな表示にする為の変更手順】
(1) フリガナを表示させる漢字の部分を範囲選択
(2) [書式(O)]-[ふりがな(T)]-[設定(T)]
(3) [ふりがなの設定]ダイアログボックス表示
(4) [ふりがな]タブを選択
(5) [種類]セクションの[ひらがな(H)]のラジオボタンをクリック
(6) [OK]でダイアログボックスを閉じる

表示を修正する方法

注意しなければならない事なのですが、表示内容は、あくまでも
漢字を変換する際入力したときの読みをそのまま表示
させることになるので、正しい読みになっているとは限りません。

例)正義(まさよし)を”せいぎ”で変換した場合

このような場合、A1のふりがなをただしい読みに修正するには、 セルの書式設定を文字列にして入力する必要があります。

PHONETIC関数を削除してもかまわない場合は、修正したいセルを選択し、 コピーをして、そのままもとの場所に「形式を選択して貼り付け」を実行する方法があります。
そしてその際に、「値」の項目を選んでおくとそのまま関数が文字列に置き換わります。

形式値

その後で通常の文字の修正を行えば完了です。

関数を残しておきたいのであれば、表示したいふりがなで漢字を変換し直すか、貼り付け先を別なセルにしてあげればよいでしょう。

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